■CALENDAR■
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
<<前月 2009年04月 次月>>
■NEW ENTRIES■
■RECENT COMMENTS■
■RECENT TRACKBACK■
■ARCHIVES■
■LINK■
■PROFILE■
■POWERED BY■
BLOGN(ぶろぐん)
■OTHER■
 

「表裏一体」 4月24日掲載
表裏一体

 青井阿蘇神社本殿の御扉(みとびら)が開かれるのは元旦の歳(さい)旦(たん)祭(さい)、建国記念の日を祝う紀元祭、五穀豊穣を祈願する祈年祭、夏祭りの夏越(なごし)祭(まつり)、例祭のおくんち祭、豊穣を感謝する新嘗(にいなめ)祭の年六回です。この御扉には船の舵にも似た文様の金具が取り付けられていますが、これは真言密教の輪(りん)宝(ぽう)という文様で、その内側には鷹(たか)の羽文様の神社の御紋が描かれています。
 約四百年前、社殿の造営当時は神仏習合の時代でした。神仏習合とは日本古来の信仰である神道と外来の仏教が融合したもので、奈良時代から明治維新までおよそ千年にわたり続けられてきたわが国固有の信仰形態です。
 仏教を詳しく学んだわけではありませんので誠にせんえつなのですが、私たち日本人はご先祖様を仏様といって敬います。ご家庭の仏壇に手厚く供養されていることでしょう。一人の人間に父母二人、世代を十代さかのぼるとその数は千人を超え、二十代になれば百万人をはるかに超えます。生命誕生から今日の私たちまで命は一貫して途切れることなく連係されてきたのですが、このように近い先祖を仏様、遠い先祖や命をつないでくれた大自然の恩恵を、私たちは神様として敬ってきたのではないでしょうか。
 神道と仏教の象徴が御扉に設えられているのは、神と仏は表裏一体だと教えてくれているような気がします。

| - | 10:10 AM | comments (0) | trackback (520) |
PAGE TOP ↑