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「じゅぐりっと」 5月8日掲載
じゅぐりっと

 待ちにまったSL人吉が熊本―人吉間の運行を始めました。人吉駅発着時の汽笛が、ここ鎮守の森にもこだまします。
 大正十一年生まれで、数えで八十八歳の米寿を迎えた通称ハチロクは、昭和五十年に廃車されるまで湯前線を走り、昭和六三年から平成十七年までは「あそBOY」として雄大な阿蘇の原野を駆けたのでした。
 SL運行に合わせ、くま川鉄道は郷土の魅力を車内にちりばめたリニューアル車両を導入。市内周遊バスは、各所で開催中のSL歓迎イベント「人吉じゅぐりっと博覧会」の移動手段としても活躍しています。
 「じゅぐりっと」とは球磨地方の方言で、「順に巡り回る」といった意味です。西洋歯科医学の草分けで、宮内庁侍医を長年務めた人吉出身の一井(いちのい)正典(まさつね)氏が有名にしたと言われています。
 高山歯科医学院(現・東京歯科大)の講師時代、一井氏がたびたび口にする「じゅぐりっと」の言葉に、学生から「先生、それは何語ですか」と質問を受けた逸話が伝えられ、肥薩線が開通したころの、およそ百年前の出来事が、イベントの名になったことに深い意義と縁(えにし)を感じます。
 九州新幹線の全線開通まで二年をきりました。短時間で鹿児島へ、帰りは山越えの風情と球磨川の絶景を満喫する「南九州じゅぐりっと」の旅。ここでしか味わえないおもてなしの準備が急がれます。

| - | 09:45 AM | comments (0) | trackback (610) |
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