夏越祭の古記録によると、「三尋三尺の青竹を輪にして青藺で包み苧で巻き三十三節を結び、その一つ一つに御幣を取り付け壇上に立て置く。これに供物をお供えし夏越祭りの誦文を唱える。その後太守がこの輪を七回くぐることにより悪事災難をのがれることができ、善きことが来るようになる。これが七福成就子孫繁栄の因縁であり、6月の晦日か小の月は29日に行う」とされています。
茅の輪の起源については、備後国風土記に素盞鳴命(すさのおのみこと)から茅の輪を授かった蘇民将来(そみんしょうらい)という善人が、村を襲った疫病から免れることができたことに由来していますが、五行信仰と茅の輪の神事が習合したのが現在の夏越祭の形態になったと考えられます。
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