主祭神は健磐龍命ですが、その神名にちなんでか本殿をはじめとする一連の御社殿には八体の龍が身を潜めています。
まず、本殿左右側面の破風板下にそれぞれ昇竜・降龍の彫刻として合計四体、本殿と幣殿をつなぐ廊には幣殿側より向かって右側に剣を巻き込む龍、左側に鐘を巻き込む龍が阿吽の形相で彫刻されています。この剣は「不動」を、鐘は「解脱」を意味します。
また楼門の天井には雌雄二体の龍が描かれています。彩色が剥離し一見しがたいのですが、その昔、毎夜連れだって天井を抜け出し、神社正面の蓮池に水を飲みにいっていたとの伝説があり、当時の人々がその姿を恐れた為故意にその姿を隠したと伝えられています。
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